今日は大掃除をしました。
ホントは入社する前にしようって決めてたんだけど。
akkeの部屋の片側一面がすべて押し入れ?になっている。
そのスペースは1/3が母の服など遺品。
他の1/3が私(本とか布団とか服とか)のもの。
1/3は想い出の物(アルバムとか)として配分されてるかんじかな。
とにかく昔のものが2/3を占めているんだ。
過去が2/3。今が1/3。
これじゃダメだよね。
今日は他にもしなくちゃならないことあったけど
1日費やして、ポリ袋5、その他5袋。
かなりの量をゴミとして扱いました。
要らないものになった「過去」
整理の必要性ってこういうことなのね、
もちろん清潔であることは衛生上で大切だけど
そうじゃなく
心の問題的に。
『あ〜こんなのがー!!懐かしい』というのもあれば
『あ〜コレどうしよう。すごく昔のだけどまだ使えるー』
とか
なかなかいつも捨てられない。
けどさ、
生きてる以上私たちって
少なくとも何かを得て、何かを失ってる
すこしづつ
減って、代わりに増えて
常に何かが増えている。
だけど
「今を生きる」ために必要な過去って
それほどたくさんは必要じゃない。
同じように「今を生きる」ために必要な未来も
そんなにたくさんは必要じゃない。
いつも捨てられないもの。いつも捨てられなかったもの。
つまり、私はずっと過去を大切にしすぎて
今のことをあんまりかんがえなかったんじゃないか・・
そんな気がするんだ。
ここ数年「今」にだけ集中することを心がけてきた。
その成果が目に見えるカタチで
今日の大掃除になった、そんな気がする。
今だけに集中した選択の数々...
まだまだたくさん余分なものはあるのかもしれない。
捨てる勇気?
でもそれでも捨てられないものってある。
それがきっと大切にしたいものなんだと思う。
そのなかに
幾つかある捨てられないもののうちの1つ発見。
封筒に入っていて
一瞬なんだか忘れてた。
(そう!不思議だよね、手に触れてその感触や重さで記憶がよみがえることがあった)
封筒、分厚い...
あ。
中身の手紙を4年ぶりに読みたくなった。
四年前に一度だけ読んでそのまま封筒にもどした。
それ以来ずっと奥のほうにあった。
そして忘れ去られてた。
私は、その時ツヨシ君に出会って新しく違う道を
歩き出していたし。
それにすごく苦しい内容だったから。
一度あれだけ涙を流して読めば十分で・・・。
(まるで今日掃除したこの大きなスペースは
私のココロや記憶や今までの人生そのものを表してる。)
その手紙をくれた人は、「ヤノ」という人。
以前この日記にも書いたことある。
内容が重複するけど許してね、書きたい気分だから(笑)
ヤノは1つ年上で大学入学したてのはじめてのバイト先の先輩だった。
その当時、私はレッドと別れて半年くらいで
なぁなぁな感じが続いてた。
ヤノはすごくしっかりした体つきの人だった。
バイトの仲間から一番信用が厚かったし
優しい人だった。
思いやりもすごくある人で、男からみても
そのテキパキしたしぐさもかっこいいって言われてた。
ヤノとバイトに入るのがすごく楽しかった。
なんだか笑ってばっかりいた。
ヤノも笑ってばっかりだった。
いつのまにかお互いお気に入りになってた。
あの時は、きっとお互いシフトが一緒になるように
自然とシフトの希望とか出してたと思う(笑)
夏休み前のある日、バイト後店長の帰ったお店でレジ閉めをしてた。
たまたまヤノと二人だけだった。
ヤノに彼女がいることは知ってた。
ヤノが彼女にあまいことも知ってたし、
もう3年付き合ってるのも知ってた。
が。若気の至り?
気持ちが通じてしまいそれ以降
ヤノと私は半同棲状態になった。
彼女の影に隠れて。
だけど長続きするわけもなく
夜中コンビニ帰りの私たちに
彼の家の下で待っていた彼女と鉢合わせ。
すっかりばれた。
彼女はすごかった・・。
キタナイ
と、何度も思ったこともある。
ヤノの気を引くために
他の男と寝たりして、それをヤノに報告してくる。
その携帯の会話の隣には私がいる。
3年の間、ヤノは彼女を空気のように思っていた。
「俺のものだ」
そうタカをくくっていた。
「離れていかないだろう。」
と、ヤノがどこかでそう思っていたことも、わかってた。
彼女の存在のパワーの偉大さが怖いって思った。
だけど、どこかで敵う相手だろうと思ってた。
私の方がキレイだ。
ヤノはバイトの仲間が思ってるほど
男らしい人ではなく、むしろ
甘くて繊細な人だった。
「女の子は守られるもの」
そう思ってるひとだった。
それから三年という時間の間で
「一人でいること」を忘れてる人だった。
正確に言うと、一人でいたくない人だった。
誰かといる時いつも強くイナクチャって思ってたみたい。
彼女をめちゃくちゃ甘やかしてた。
当時の私はヤノを「まだまだ」だって思ってた。
「わかってない」って思ってた。
(今思えばツヨシ君にも似たように思ってた。
どこかで見下してたのかもしれない・・・。)
そのわりに私は
『わかってた』・・・つもりだった。
わかってるフリをしていたのね、きっと...‘小さなお利口さん’だったのね。
(そして今でもきっと・・(笑))
半同棲状態が続いたのは2ヶ月間。
ちょうど夏休みの間。
ヤノは後期の専門の授業が大変になるためずっと前からやめることにしていた。
ある日、バイトを辞めた。
記憶が薄らいでるのでよく憶えてないけど
そのバイトを辞めた前日かな、
私のところに来て
公園で話した。たくさんのこと。
今まで私がずっと握っていた「わかってた」ことを
どかんと彼に伝えたのがトドメの一発だったはず。
コレを言って、彼自身がそのことに気付いてしまったら
(わかってるだろうことなのに当たり前すぎて
彼は気付いてなかったのだろうと思う。その
「理解してないこと」を理解させてしまったら)
全ては終わるだろうって思ってたこと。
「気付いてないかもしれないけど、あなたの心の中にいつもいるのは
私じゃないんだよ・・・・」
「俺は消えます。一生目の前に現れることはないだろう」
あれ以来、4年。
早い早い。。。ふぅ(笑)
そのあとの私にはツヨシ君にどっぷりはまっていくという
人生が待っていた苦笑
公園での別れから二週間後
ヤノが部屋にそのままだった私の所有物を
玄関のノブにかけていった。
大きな袋で「コレだけのものがあったのか」と
ビックリしたのを憶えてるかな。
今日見つけた手紙はその荷物に添えられていたもの。
厚さにビックリした。
10枚。
そして最新に付け加えられたとわかる
一枚に満たない手紙。
読むかどうか迷って
ツヨシ君がいることを想って強く過去を確認するために読んだ。
読んでる間に泣いた泣いた(笑)
わんわん泣いた。
なんだ、この人、ちゃんとわかってくれてたんだって。
彼が気付いた大体のことは
私が去ってからだったみたいだけど
それでも嬉しかった。
10枚も、丁寧に書かれていた。
今でも、不思議と彼の声でその手紙が読めるから
きっと、やさしく想ってくれた手紙なんだなって
わかる。
あれから、私はあんまり変わってないよ
ヤノはいつも
「akke〜、女の子はすべて相手に預けて
可愛がってもらって守ってもらうもんだよ〜」
って笑ってた。
私はいつも傷つかないようにしてる
ツヨシ君のこともヒロのこともかおるさんのことも
相手にとっての一番を考えることでね。
正確にいうと
相手にとっての一番を考えてるようなフリをしてる。
私はずっと私より強いって思う人を探して来た気がする。
それはこれからも変わらない。
ホントは入社する前にしようって決めてたんだけど。
akkeの部屋の片側一面がすべて押し入れ?になっている。
そのスペースは1/3が母の服など遺品。
他の1/3が私(本とか布団とか服とか)のもの。
1/3は想い出の物(アルバムとか)として配分されてるかんじかな。
とにかく昔のものが2/3を占めているんだ。
過去が2/3。今が1/3。
これじゃダメだよね。
今日は他にもしなくちゃならないことあったけど
1日費やして、ポリ袋5、その他5袋。
かなりの量をゴミとして扱いました。
要らないものになった「過去」
整理の必要性ってこういうことなのね、
もちろん清潔であることは衛生上で大切だけど
そうじゃなく
心の問題的に。
『あ〜こんなのがー!!懐かしい』というのもあれば
『あ〜コレどうしよう。すごく昔のだけどまだ使えるー』
とか
なかなかいつも捨てられない。
けどさ、
生きてる以上私たちって
少なくとも何かを得て、何かを失ってる
すこしづつ
減って、代わりに増えて
常に何かが増えている。
だけど
「今を生きる」ために必要な過去って
それほどたくさんは必要じゃない。
同じように「今を生きる」ために必要な未来も
そんなにたくさんは必要じゃない。
いつも捨てられないもの。いつも捨てられなかったもの。
つまり、私はずっと過去を大切にしすぎて
今のことをあんまりかんがえなかったんじゃないか・・
そんな気がするんだ。
ここ数年「今」にだけ集中することを心がけてきた。
その成果が目に見えるカタチで
今日の大掃除になった、そんな気がする。
今だけに集中した選択の数々...
まだまだたくさん余分なものはあるのかもしれない。
捨てる勇気?
でもそれでも捨てられないものってある。
それがきっと大切にしたいものなんだと思う。
そのなかに
幾つかある捨てられないもののうちの1つ発見。
封筒に入っていて
一瞬なんだか忘れてた。
(そう!不思議だよね、手に触れてその感触や重さで記憶がよみがえることがあった)
封筒、分厚い...
あ。
中身の手紙を4年ぶりに読みたくなった。
四年前に一度だけ読んでそのまま封筒にもどした。
それ以来ずっと奥のほうにあった。
そして忘れ去られてた。
私は、その時ツヨシ君に出会って新しく違う道を
歩き出していたし。
それにすごく苦しい内容だったから。
一度あれだけ涙を流して読めば十分で・・・。
(まるで今日掃除したこの大きなスペースは
私のココロや記憶や今までの人生そのものを表してる。)
その手紙をくれた人は、「ヤノ」という人。
以前この日記にも書いたことある。
内容が重複するけど許してね、書きたい気分だから(笑)
ヤノは1つ年上で大学入学したてのはじめてのバイト先の先輩だった。
その当時、私はレッドと別れて半年くらいで
なぁなぁな感じが続いてた。
ヤノはすごくしっかりした体つきの人だった。
バイトの仲間から一番信用が厚かったし
優しい人だった。
思いやりもすごくある人で、男からみても
そのテキパキしたしぐさもかっこいいって言われてた。
ヤノとバイトに入るのがすごく楽しかった。
なんだか笑ってばっかりいた。
ヤノも笑ってばっかりだった。
いつのまにかお互いお気に入りになってた。
あの時は、きっとお互いシフトが一緒になるように
自然とシフトの希望とか出してたと思う(笑)
夏休み前のある日、バイト後店長の帰ったお店でレジ閉めをしてた。
たまたまヤノと二人だけだった。
ヤノに彼女がいることは知ってた。
ヤノが彼女にあまいことも知ってたし、
もう3年付き合ってるのも知ってた。
が。若気の至り?
気持ちが通じてしまいそれ以降
ヤノと私は半同棲状態になった。
彼女の影に隠れて。
だけど長続きするわけもなく
夜中コンビニ帰りの私たちに
彼の家の下で待っていた彼女と鉢合わせ。
すっかりばれた。
彼女はすごかった・・。
キタナイ
と、何度も思ったこともある。
ヤノの気を引くために
他の男と寝たりして、それをヤノに報告してくる。
その携帯の会話の隣には私がいる。
3年の間、ヤノは彼女を空気のように思っていた。
「俺のものだ」
そうタカをくくっていた。
「離れていかないだろう。」
と、ヤノがどこかでそう思っていたことも、わかってた。
彼女の存在のパワーの偉大さが怖いって思った。
だけど、どこかで敵う相手だろうと思ってた。
私の方がキレイだ。
ヤノはバイトの仲間が思ってるほど
男らしい人ではなく、むしろ
甘くて繊細な人だった。
「女の子は守られるもの」
そう思ってるひとだった。
それから三年という時間の間で
「一人でいること」を忘れてる人だった。
正確に言うと、一人でいたくない人だった。
誰かといる時いつも強くイナクチャって思ってたみたい。
彼女をめちゃくちゃ甘やかしてた。
当時の私はヤノを「まだまだ」だって思ってた。
「わかってない」って思ってた。
(今思えばツヨシ君にも似たように思ってた。
どこかで見下してたのかもしれない・・・。)
そのわりに私は
『わかってた』・・・つもりだった。
わかってるフリをしていたのね、きっと...‘小さなお利口さん’だったのね。
(そして今でもきっと・・(笑))
半同棲状態が続いたのは2ヶ月間。
ちょうど夏休みの間。
ヤノは後期の専門の授業が大変になるためずっと前からやめることにしていた。
ある日、バイトを辞めた。
記憶が薄らいでるのでよく憶えてないけど
そのバイトを辞めた前日かな、
私のところに来て
公園で話した。たくさんのこと。
今まで私がずっと握っていた「わかってた」ことを
どかんと彼に伝えたのがトドメの一発だったはず。
コレを言って、彼自身がそのことに気付いてしまったら
(わかってるだろうことなのに当たり前すぎて
彼は気付いてなかったのだろうと思う。その
「理解してないこと」を理解させてしまったら)
全ては終わるだろうって思ってたこと。
「気付いてないかもしれないけど、あなたの心の中にいつもいるのは
私じゃないんだよ・・・・」
「俺は消えます。一生目の前に現れることはないだろう」
あれ以来、4年。
早い早い。。。ふぅ(笑)
そのあとの私にはツヨシ君にどっぷりはまっていくという
人生が待っていた苦笑
公園での別れから二週間後
ヤノが部屋にそのままだった私の所有物を
玄関のノブにかけていった。
大きな袋で「コレだけのものがあったのか」と
ビックリしたのを憶えてるかな。
今日見つけた手紙はその荷物に添えられていたもの。
厚さにビックリした。
10枚。
そして最新に付け加えられたとわかる
一枚に満たない手紙。
読むかどうか迷って
ツヨシ君がいることを想って強く過去を確認するために読んだ。
読んでる間に泣いた泣いた(笑)
わんわん泣いた。
なんだ、この人、ちゃんとわかってくれてたんだって。
彼が気付いた大体のことは
私が去ってからだったみたいだけど
それでも嬉しかった。
10枚も、丁寧に書かれていた。
今でも、不思議と彼の声でその手紙が読めるから
きっと、やさしく想ってくれた手紙なんだなって
わかる。
あれから、私はあんまり変わってないよ
ヤノはいつも
「akke〜、女の子はすべて相手に預けて
可愛がってもらって守ってもらうもんだよ〜」
って笑ってた。
私はいつも傷つかないようにしてる
ツヨシ君のこともヒロのこともかおるさんのことも
相手にとっての一番を考えることでね。
正確にいうと
相手にとっての一番を考えてるようなフリをしてる。
私はずっと私より強いって思う人を探して来た気がする。
それはこれからも変わらない。
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